プレバト!!俳句まとめ2022年4月21日放送分

プレバト!!俳句まとめ

夏井いつき先生が出演しているTBSのテレビ番組プレバトの2022年4月21日俳句部分のまとめです。

今回は才能ナシ2人、凡人1人、才能アリ1人となった俳句査定
今回のお題は「美容院」

まずは凡人第2位になったのは大久保佳代子さん55点

春セーター息を潜めて白髪染め

春の明るいセーターを着ても白髪染めのときにクロスをかけられてしまうのを、春セーターの目線で、息を潜めている気持ちを詠んだ一句

夏井いつき先生は春セーターと、白髪染めを取り合わせてみようという意図は良いと褒めるが
息を潜めてという安易な擬人化をしないのであれば白髪染めから書くべしとのこと

白髪染めクロスの下の春セーター

と手直し。
なるべく描写にすべきという、俳句の基本的な手直しとなりました。
体言止めにすれば春の気持ちと白髪染めの対比は出来ますからね。

続いては最下位。

初登場の藤本隆宏さんで、30点

けふ母に梳かし洗うは春の虹

昨年、母がけがをして、髪が洗えないから初めて洗って、そのときに春の虹が見えたという一句

夏井いつき先生はこれは色々勉強して、色々工夫して、それでわからなくなって才能ナシになった句と評価

けふ母の髪を洗はん春の虹

と手直し。
個人的には春の虹という季語がぶれる一句かなぁと思いました。
春の虹はすぐに消えてしまう虹なのでお母さまが死んだ隠喩になってしまいそう。
春の昼などの時候の季語にするなどの季語の工夫があってもよかったかなぁと思います。

才能アリ第1位は犬山紙子さん72点、才能ナシ3位となったのはKis-My-Ft2の二階堂高嗣さん35点

才能ナシとなった二階堂さんの一句は

初虹や隣で見てた夢の道

自分の担当だった美容師さんが自分の店を持つまでに成長したことを詠んだ一句

夏井いつき先生は型に言葉を入れればいいというものでないと評価。隣で見てた夢の道というフレーズがダサいとのこと。

美容師の夢を見守り春の虹

と手直し。みんな春の虹好きだなぁと思いました。元が元なのでどうしても抽象的な景の句になりますね。
美容師さんは収入で使うハサミが違うそうなので、そういう持っている道具に着目したり、喜んで話している様子を描写するなどの工夫があっても良かったかもしれませんね。

才能アリ1位となった犬山紙子さんの一句は

菜の花を切って美容院に電話

夏井いつき先生は気持ちの良い句と評価。展開が軽やか、直しなしと評価。
犬山紙子さんは特待生に。これは気持ちのいい句。特待生昇格当然でしょうね。

続いては特待生昇格試験

ミッツマングローブさんの一句

付け睫毛のやや剝がれたる春更けし

夏井いつき先生はこの句の評価のポイントは「たる」「ふけし」の叙述の是非とのこと。

名人2段ミッツマングローブさんは、現状維持。
時間軸がバラバラとのこと。
春更けは映像を持たない時候の季語なので、最後に付け睫毛をしっかり見せる方が得と手直し

春更くや剥がれかけたる付け睫毛

と手直し。これは手直しが見事でした。取り合わせとしては面白かったのでグッと手直しで魅力的な一句になったと思います。

続いて名人十段フルーツポンチ村上さんの一句

春の色絵本の並ぶ美容院

美容院にお子さんをつれていくところは絵本が並んでいるので明るい光景を描きたかったという一句

夏井いつき先生は上五「春の色」効果の是非とのこと。

夏井いつき先生は一つ前進と評価
この季語を使うことで絵本そのものも春らしいものが並んでいるのではないか、若い子供づれのママが集う美容院なんだなどのことが一句のなかでパッキングされているとのこと。
直しなし。

夏井いつき先生は意図が明確でと評価しましたが、個人的には意図が明確過ぎて少し気持ち悪く思いました。「あぁ、こう読んで欲しいんだな」というのがはっきりし過ぎているという感じ。
絵本の並ぶ美容院を前に持ってきて、違う季語と取り合わせる破調の句にした方が良いと思う自分は俳句の標準とはずれているんでしょうね。

続いては永世名人梅沢富雄さんの一句

髭あたる泡の甘やか目借時

夏井いつき先生は句集に掲載決定と評価
あの韻を踏むことで表現することで甘い春の雰囲気を出していると評価。
当然直しはなしとなりました。

髭を剃ることをあたるということを初めて知りました。梅沢富雄さんってこういうの好きですよね。
それを含めてもやっぱりうまいなぁという一句。
今回の美容院のお題の中で私が一番好きな一句です。

次回のお題はゴールデンウイークだそうです。

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